NSKの環境認証が世界トップ275にランクイン
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NSKの環境認証が世界トップ275にランクイン

Sep 21, 2023

フィナンシャル・タイムズ紙とスタティスタ社が共同で実施した「アジア太平洋気候変動リーダー」調査の一環として、日本に本社を置くNSKは、世界中で優れた環境成果を実証できる上位275社に選出されたことを誇りに思います。

この名誉あるランキングに参加するには、企業は 2016 年から 2021 年までにスコープ 1 およびスコープ 2 の温室効果ガスの排出原単位の削減で大幅な進歩を示す必要がありました。注目すべき点として、排出原単位とは、純売上高あたりの温室効果ガス排出量です。 。 NSKは、審査期間中のさまざまな取り組みを通じて排出原単位を削減したことが評価されました。

同社の炭素削減成功の核心は、NSKグループ全体でのESG(環境、社会、ガバナンス)経営の推進です。 具体的には、NSKの「つくる・活かす」の考え方のもと、総合環境対策の一環として環境保全に取り組んでいます。

「活用」とは、顧客やエンドユーザーがNSK製品を使用し、結果として温室効果ガスの排出量を削減することを指します。 軸受、ボールねじ、リニアガイドなどのNSK製品の品質と効率は、機械や装置のエネルギー損失の削減に直接貢献します。 「活用」には、製品の信頼性の向上とリソースの節約に役立つ、状態の監視や再調整などの顧客サポート戦略も含まれます。 良い例は、座面を再加工して再利用できるようにすることです。

「Create」とは、カーボンニュートラルな工場でNSK製品を製造することです。 NSKは、世界の多くの拠点で高効率な生産設備を導入し、CO2排出量の削減を加速しています。 いくつかの注目すべき取り組みの中には、エネルギー効率の高い空調と照明の使用、ソーラーパネルの設置、再生可能エネルギー源由来の電力への切り替えなどがあります。 このアプローチは、企業のサプライチェーンにも当てはまります。 たとえば、ヨーロッパでは、NSKのベアリング生産の30%にカーボンニュートラル工場で生産されたCO2排出量の少ない「グリーン」鋼が使用されており、また同社は95%以上のサプライヤーがNSKのグリーン調達基準に署名しています。 さらに、「Create」には研究開発戦略も組み込まれており、その一例として、より高い省エネを実現する高度なトライボロジー技術へのNSKの取り組みが挙げられます。

NSKは今後も地球環境保全に貢献する技術力を活かし、持続可能な社会の実現に貢献していきます。 この理念は、同社が 2026 年度までにスコープ 1 および 2 の 50% 削減 (2017 年度レベルと比較)、および 2035 年度までにスコープ 1 および 2 のカーボンニュートラルを達成するのに役立ちます。

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